【TED】「ラヴィー・アジャイ:心地の悪さを心地良いと感じるべきなのはなぜか」まとめ

おすすめTEDのご紹介です。

ラヴィー・アジャイ: 心地の悪さを心地良いと感じるべきなのはなぜか

ドミノの最初のコマになること

ナイジェリア人のラヴィーは、自称トラブルメーカーで、世の中のおかしな社会構造や思考停止状態の人々を批評する作家であり、講演者です。

彼女はドミノの最初のコマ、おかしいことをおかしいという火付け役になることを進んでしますが、決して恐れを知らない人ではありません。

やらなくてはならないからやる、人がなりたがらないドミノの最初のコマになることをするようになったが、昔から恐れを知らずに進んできたわけではありません。

「恐れ」の作用

ラヴィーは子どもの頃から医者を目指していたが、大学の履修科目の化学で悪い成績をとり、医者の道を諦めました。

諦めると同時にブログを書き始めたのが2003年、その趣味でやっていた執筆を仕事にしたのが2010年、作家を名乗るようになったのはそれから2年後のことでした。

安定した給与を捨ることを恐れ本当にやりたいことをやるまで9年かかった彼女は「恐れ」というものが、人を本当にやりたいことから遠ざけ、信条に沿った発言を思いとどませる作用があると気づきました。

恐れに人生を支配されてたまるか!やりたいことを恐れずにやる!彼女はそう決めました。

なんでもやってみる

そこからラヴィーは30歳になった2015年、「なんでもやってみる」年にしようと決め、一人旅でドミニカ共和国へ行き、熱帯雨林をワイヤーにぶら下がって進むツアーへ参加したり、水が嫌いにもかかわらずメキシコでイルカと一緒に泳いだり、著書『辛口の私が教える改善マニュアル』を出版したり、ととにかくなんでもやってみた。

そして、スカイダイビングにも挑戦した。

I'm Judging You: The Do-Better Manual

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飛行機から落ちる気分

このスカイダイビングの経験が、ラヴィーの行動を起こす経験と似通ったものがあるのでした。

開いたハッチの端にいるときは「飛び降りることなんてできない」と思うけれど、飛び降りなければならない。

ハッチに座って飛行機に止まっている間は心地いい、でも毎日力のある機関や人、そして巨大な権力に対して真実を語るときというのは、飛行機から落ちる気分と同じだと。

「心地よさ」の過大評価

ハッチにいるときは心地よい。しかしこの「心地よさ」は過大評価されている。

何も言わない、従来のやり方を継続する、というのは心地がよい。この心地よさは現状維持しかもたらさない。

なので、必要なときには、不都合な真実を語り、心地の悪さを心地よく感じなければならない。

真実を語ること

ラヴィーは真実を語ることを義務と考え、誠実であることは本当に重要で、誠意を貫くことを大事にしている。

正義とは任意なものではなく、いつでもそうでなくてはいけない。

彼女にとっては、真実を語ることは義務であり選択の余地はないが、真実を語ること=ドミノの最初のコマになるのは彼女のような人だけではいけないと考えている。

皆、短期的な恐れを抱いて、自分の持つ力に気づかない、自分自身がその部屋で最大の力を持つということを、または2番目、3番目かもしれないが、他の人と手を組めば力を増大させることもできます。

みんなの幸せは社会の責任なのです。

ありのままでいること

ラヴィーはとある国際会議のスピーチを依頼されたときに、交通費は自己負担だと言われた。

調べてみると白人男性には講演料と交通費が支払われ、白人女性には交通費が支払われていた。

黒人女性のみ講演料はおろか交通費まで自己負担だと判明したとき、非常に迷ったが、黙っていても誰の役にも立たないと思い声を上げた。

すると他の女性も声を上げ、国際会議での差別的な報酬の実態について語られるようになった。

またある有名人の不快な回顧録を読んでそれをネタにしたとき、その有名人には影響力で負けているからキャリアに傷がつくかもしれないが、迷いに迷った挙句、「投稿」をした。その後この件は爆発的に拡散した。

そうやってドミノの最初のコマになることを覚えた。自分の行いに自信を持つことができるようになった。

その後#MeToo運動のタラナ・バーグも同じくドミノの最初のコマとなり動いたことは記憶に新しい。

このようにドミノの最初のコマになることは、ありのままでいることなのです。

体制側が人民を現状維持に留められるのは、皆が沈黙しているからなのです。

ありのままでいるための3つの確認

社会では誰もが平均的な人として振る舞うように求められます。

ありのままでいることは「型破り」と見なされる。

そんな社会でもラヴィーは声を上げている。

そのときに行う3つの自分への質問。

  1. 本気でそう思っているか?
  2. 根拠はきちんとあるか?
  3. 愛を込めてそれを言っているか?

これに全てイエスと答えられたときに、発言をしている。

社会では真実を語ることは「型破り」とされ、権力に対する発言は捨て身の行為と見なされる。

そうであってはいけない。

困難なときこそ、臆することなく、怯まず、真実を発言し、人と人の共通基盤を気づくために真実を土台にした橋渡しをしたいとラヴィーは語っている。

まとめ

真実を語るー確かにこの言葉には大胆さや思い切りが必要に思われます。

真実が全てなのにそれを包み隠した行いが社会では蔓延しているという証拠です。

それはまるで非常識であるが、よく考えるとおかしな話。

真実を語り続ける行動家ラヴィーのような人でも、難なくやっているわけではなく、勇気を振り絞ってそれを行っている。

真実を語り、真実をつらぬける社会を築くには、一人一人が真実を大切にしていかないといけないようです。

 

 

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