【TED】「ティナ・シーリグ:運を良くするための少しのリスク」まとめ

おすすめTEDのご紹介です。

ティナ・シーリグ:運を良くするための少しのリスク

運とは何なのか?

「あいつは運が良い」、「私は運が悪い」

何かの結果としてこういった言葉をいうことはあるでしょう。運は努力以上のものに見えたり、はたまた偶然で神的なものに思えたり。なんとかして手に入れたいが、実は持っているかもしれないもの。

この運というものは一体、何なのか?

スタンフォード大学マネジメント・エンジニアリング学部で教鞭をとるティナはこの運についてこう教えてくれます。

「運は、例外的で劇的なものでは無く、常に吹いている風のようなもの。時には穏やかで、時には突風のように吹き抜ける、そして時には想像もしていなところから吹いてくるもの」

運をつかむ3つの方法の1つ目「小さなリスクをとる」

この運をつかむための3つの方法をティナはお教えてくれます。

「自分自身との関係を見直し、コンフォートゾーンから外に出て、小さなリスクをとること」

子どもの頃は何かを学び、行動するために間違えたり、傷ついたり、というリスクを取りながら動いていたが、次第に年齢を重ねると自分がどういう人間かを固定化してしまい、それを広げようとはしなくなります。

ティナは学生向けにリスクを取り勇気付ける方法を行ってきました。

まず自分のリスク基準を書き出す。

知的リスクもあれば肉体的リスク、金銭的リスク、 感情的リスク、社会的リスク、 倫理的リスク、政治的リスクなど。人によって何をリスクとするのかは様々です。

そして自分のコンフォートゾーンから出て、そのリスクをとることを勧めます。

例えば、知的リスクであれば挑戦したことのない問題に挑戦することや、社会的リスクであれば電車で隣の人に話しかける。感情的リスクであれば大切な人に自分の思いを伝えてみる、など。

ティナの例

ティナはかつてエクアドル行きの飛行機の中でそれを実践しました。

いつもは飛行機の中で少し寝て、仕事をするだけでしたが、少しリスクを取ろうと考え、隣の男性に話しかけました。

彼は出版社で働く人で会話も弾みました。そしてティナはさらに自分の講義のまとめているものを本にできないかと聞いてみました。

それも小さなリスクです。

そこでは話は進みませんでしたが、彼とは連絡を取り合うようになり、その後、彼の会社の部下の人にほんの出版を以来して、世界中で100万部以上売ることができました。

ただ挨拶をするという小さなリスクから始まり、コンフォートゾーンから出るという、誰でもできることなのです。

運をつかむ3つの方法の2つ目「人との関係を見直す」

「人との関係を大切にし、感謝を忘れないこと」

人生の中で助けてくれる人は、自分の目標達成に大きな役割を果てしており、感謝を示さないことはきちんとやり取りを終わらせていないだけでなく、色々な機会を失うことにもなります。誰かが何かをしてくれたなら、それはその人の時間をもらったことになるので感謝をするべきなのです。

ティナの例

ティナはスタンフォード大学で、競争率の高い3つの特別研究員奨学金プログラムを管理しています。

落選すると、生徒は文句を言ってきたり、次はどうしたら良いかを聞いてきたり、反応は様々です。その中には機会を与えてくれたことへの感謝を伝えられることもあります。

そんな中で過去にブライアンという青年が感謝の素晴らしい手紙を書いてきて、それに感激し、彼と会うことになりました。そして話をすると、話が弾んで、プロジェクトを思いつき、ついには彼は自分の会社を設立するまでになりました。

またティナは、1日の終わりに、その日に出会った人々へ感謝のメッセージを送ることをしています。人に恩を感じ、感謝をすることで、自分の運を良くできるようにしています。

運をつかむ3つの方法の3つ目「アイデアの関係を見直す」

「悪いアイデアを良いアイデアに変えること」

 

アイデアが浮かんだとき、それは良いアイデアか悪いアイデアかと二分しますが、アイデアには機微があり、悪いアイデアを良いアイデアに変えることもできます。

ティナの例

ティナは学生に新しいレストランを作るというアイデアについて良いものと悪いものを紙に書いてもらいました。

良いアイデア

  • 美しい日没が見られる 山頂のレストラン
  • 見事な眺めの 船上レストラン

悪いアイデア

  • ゴミ捨て場の中にあるレストラン
  • 汚らしいひどいサービスのレストラン
  • ゴキブリのお寿司を提供するレストラン

そして良いアイデアの紙を破り捨てるのです。そして悪いアイデアの紙を全員に配り、それを良いものに変えるというものです。

すると学生たちはすぐに発想を転換して良いアイデアに変えてみせます。

  • ゴミ捨て場の中にあるレストランミシュランの星付きレストランから捨てられるはずの余り物を集めずっと安い価格帯で提供するレストラン
  • 汚らしいひどいサービスのレストラン将来、レストランを開業したい人が様々な失敗の可能性を学べる訓練所
  • ゴキブリのお寿司を提供するレストランとても興味深くて珍しい食材を扱う寿司屋
革新的ベンチャー企業は初めは突拍子も無いアイデアから始まっています。馬鹿げていて、うまくいきそうにない。そう思われていた企業の多くが今、大企業となっています。

まとめ

良いものであって欲しいけれど、どうしても悪いものによく当たるのが多いと思う運。

しかしそれが自分自身でなんとかできるものなら素晴らしいですね。

少しのリスクを取り、感謝を忘れず、アイデアを見直す。

今からでも始められることから、運が良くなるのならば、早くやらない手はないですね。

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