【やりたいこと=やりたくないことが無い状態である】という話

「やりたいこと」思想

久しぶりの休み、さあ有意義な時間を過ごそうとダラダラゴロゴロ。

 

さあ何をしようかと考えて、考えて、気付いたら休みも終わり。

 

結局、何もしていない。

 

何を食べたかさえ覚えていない。

 

残るのは後悔だけ。

 

こんな休日過ごしていませんか?

 

これに共感できる人は、「やりたいこと」はあるけれど、よく分からない。もしくはできていない人だと思う。

 

「やりたいこと」をやっている人は素晴らしい。

 

でも私自身は「やりたいこと」思想には反対だ。

 

「やりたいこと」思想とは?⇒「やりたいこと」は持っていたほうがいいし、「やりたいこと」が無いなんて信じられないって思想。そしてその「やりたいこと」を人に押し付けたがるような考え方。

 

いつからかそんな風潮がある気がします。

 

「やりたいこと」なんてこれといったもの一つと言われたらよく分からないですよね。

 

それでもなんとなく自分の「やりたいこと」を見つけて、定めて、まあそれなりにやっている人は多いのでは?

 

それでも何もできない

 

それなりにやっている人でも、割りとこれ楽しいけど、本当に自分のやりたいことなんかな?とか考えながら、もんもんとしている人が多いと思う。

 

そしていつの間にかそれは続かなくなり、「やっぱり時間がない」となり、果ては「やろうと思うことを調べてる」となるような。。。

 

言い訳ばっかり並べて、無碍に時間を過ごし、そうやってネットをボーっと眺めてるんだろう笑

 

SNSで目立ってやろうと犯罪ギリギリアウトなことをしている人も、結局は曖昧な「やりたいこと」が変な方向に曲がってしまったんだなあと思う。

 

 

「仕事に生きる」or「生きるために仕事をする」ではない

 

さて、やりたいことが見つからず、ただ仕事をするだけの毎日。

 

こんな生活でいいのだろうか。

 

自分らしく生きられていないんじゃないだろうか。

 

そこでよく問われるこれ。

 

「仕事に生きる」か「生きるために仕事をする」か。

 

あなたはどっち?

 

仕事に生きるなんて自分の人生を無駄にしている、とか。

 

私はただ生きるために仕事をしているんだ、仕事なんて適当にこなし仕事以外の時間こそが私の生き方なんだ、とか。

 

どちらも一理あって、どちらも考え方としては損をしている。

 

どういうことか?

 

要は姿勢の問題

「仕事に生きる」のも「生きるために仕事をする」のもどちらがいいとか悪いとかって話ではない。

 

仕事に生きられるほどの仕事を見つけられたら、それはラッキー。

 

そして仕事以外に生活が充実しているの何かがあるのもラッキー。

 

つまりは何かへの向き合い方、自分の姿勢の問題なのだ。

 

「仕事に生きる」人を馬鹿にする人はきっといい仕事に出会えてない。または今している仕事がつまらなく、傲慢に言えば役不足だなんて思っているのだろう。

 

「生きるために仕事をする」人を馬鹿にする人には、仕事以外に現実的に何ができるんだ?時間も無いのに、って今の仕事に追われているのだろう。やっている仕事は、やりたいことじゃないし、面白くもない仕事を惰性で続けているのだろう。

 

だが目の前の仕事や生活に意志を持って取り組んでいる人はどちらがいいとか悪いとか言わない。

 

 

例えば、なんとなく入った会社だけど、なんとなく面白くて続けている仕事。

それって最高!(「やりがい」があるとか無いとかはここでは無し。「やりがい」って自発的なもので、他人が言うとブラック企業の宣伝文句でしかない。。。)

 

 

また例えば、仕事の給料は悪いけど休みが確実で、昔から続けてる音楽ができれば何でもいい。

それも最高!

 

 

仕事か趣味か、って天秤にかけるのはおかしくて、誰かが仕事をしないと誰も趣味ができなくて、誰も趣味を持たない世界に仕事なんて必要ないわけ。

 

つまりどちらも必要なもの。

 

 

仕事って誰かの「やりたいこと」なのだ

世の中、仕事って嫌われ者(というか嫌われている仕事の本質は労働)だけど、仕事ってやりたいことの代表ですよね?

 

「やりたいこと」を仕事にするのが至上な風潮があるけれど、その「やりたいこと」が分からない人の多くは会社で雇われてると思いますが、会社って社長の「やりたいこと」を実現したもので、その「やりたいこと」を一緒にしているのが社長以下各位の使命で、それが仕事となっているわけ。

 

こんな仕事(会社で働くという労働)が忌み嫌われるのは、他人のやりたいことをなんとなく訳の分からないままやっているからなんですよ。

 

「労働なんて嫌だ!」

「でもお金がいるから会社やめられない!」

って人は多いと思う。

 

それは仕事=労働になっているからで、労働と仕事の違いはハンナ・アーレント「人間の条件」に詳しいのでこちらを!

とは言っても労働が仕事を支えているわけで、労働は必要な要素なのです。

 

でも労働であるうちはなかなか「やりたいこと」につながらない。

 

そんな中でも「やりたいこと」を見つける方法。

 

「やりたくないこと」を探してみることも必要なのです。

 

それは何が嫌なのか?を明確にしていくこと。

 

何が嫌なのか?

会社嫌だ!では元も子もないので、会社嫌だ!をもっと細かく見て、何が嫌なのか分かれば、少し楽になるかも知れない。

満員電車が嫌だ!

→歩いてみたらどうですか?

個人差ありますが、15kmくらいなら3時間もあれば歩けます!走ったら1時間くらい(しんどいけど)。

例えば東京駅ー横浜駅なら29kmで6時間半くらいで歩けますが?自転車だったらもうちょい早いかも。

朝というか夜中に家を出ないといけないですが、日曜日の夜にでも一回やってみてもいいかも。

月曜日の朝から満員電車乗らなくて済むよ。

 

 

朝早いのが嫌だ!

→朝早くない仕事にしたらどうですか?

フレックス制度や昼、夜の仕事はいくらでもある。

それか仕事に行く直前に起きるから朝が嫌だと思う場合もあるので、一層のこと夜めちゃくちゃ早く寝て、3時とか4時の超早朝に起きるのも手。

夜だらだらするよりも、超早朝に起きて、色々やったほうが捗るし、朝が好きになるかもしれません。

6時や7時なんて中途半端な時間に起きて、朝の支度に追われるから朝が嫌になるんですよ!

 

 

人間関係が嫌だ!

→例えば、上司、先輩、同僚の暴言がストレスなら全部録音したらどうですか?

暴言とかって、労働問題もしくは事件にもなりますから。

一度、変なことを言い出したり、暴言を吐き出したりしたら「録音していいですか?」と聞いてもいいかも。

「なんで?」ってなるし、「何する気だ?」って言い出すかもしれません。

「ダメだ!」と言われても、以降、もしかして録音されてるかも、と思わせる効果もある。

勝手に録音すること自体は罪ではありません。

(参考)https://kumaben.com/recording-audio-without-consent/

目に余る言葉を吐き続けるなら録音して、後で然るべき場所で裁いてもらう証拠になる。

その証拠をためるために暴言をもっと吐かせたらいいんです笑

 

 

そもそも仕事内容が嫌だ!

→面倒なパソコン作業が嫌なら、その作業、効率よく変えれないですか?

 

こうやれと言われているから、こうやっている、って考え自体良くないですが、結果が同じなら、手段は効率化できるはず。

 

例えば、会社ならエクセルとかワードはまだバリバリ使っていると思うけど、オフィスソフトはいくらでも効率化できるのでよく勉強して、調べてやれば暇な時間をたくさん作れるはず!

効率化の相談は「ココナラ」https://coconala.com/とかクラウドソーシングでもできるので役立てて見てもいいかも。

 

でも会社を変えるなんて、、、仕事をすぐには辞められない、、、辞めさせてくれるのかな、って人、退職代行サービスにお願いしましょう⇓誰かに頼めば不安も少なくなりますね!

 

やりたくないことをやらないこと

「やりたいこと」はなかなか見つからなくても、「やりたくないこと」はたくさんあるはず。

 

その「やりたくないこと」をできるだけやらない方法を見つけていくか、その「やりたくないこと」を少しずつ改善していくこと。

 

その先に自分の「やりたいこと」が見つかるかもしれないし、見つからないかもしれない!

 

 

つまりは「やりたくないこと」が無くなっていく状態が、「やりたいこと」に繋がるということ。

(ただ、その「やりたいこと」は単純に、職業とか、資格とかだけではない。「やりたいこと」は、職業とか資格とかにしたがるのが「やりたいこと」思想であり、単純にわかりやすい方法なだけです。)

 

 

実は「やりたいこと」なんて、もっと曖昧なものかもしれませんし、ただの状態や状況かもしれないもの。

 

 

ダラダラとなってきましたが、要は「やりたいこと」はそんなに単純なものでも、言葉にできるものでもない!

なので下手に言葉にできるもので探し続けても疲れるだけですよー!

 

 

まとめ

  • 「やりたいこと」は「やりたくないこと」を排除していくことでもある。
  • 「やりたいこと」は職業や資格だけではない。
  • 「やりたいこと」はそんなに単純なものではない。

 

続く・・・

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