クイズ番組の違和感
夜の7時〜8時、いわゆるゴールデンタイムにTVをつけるといずれかの局でクイズ番組をしている。
今をときめく俳優さんが頭を捻り、与えられたクイズに答える。
日本一高いビルは?とか、世界で一番売れている本は?とか。
当たり前のように知っている人もいれば、知らなくて頓珍漢な回答をする人もいる。
涼しい顔をして余裕で答える美人女優、悶えた顔で考えるイケメン俳優。
一体何が面白いんだ!?、と思い始めた。
自分の知識を試すならまだしも、人が答えて、それが正解か間違いかなんてどうでも良くない?
クイズ番組と国民についてはこちらの記事、というかレイ・ブラッドベリの「華氏451度」ですでに書かれている。
これが全てだと言っても過言ではない。
クイズ番組は暇つぶしでしかないんだよ。
自分の知識を試すなら、と言ったけれど、テレビでやる程度のクイズ番組で自分の知識が完璧なことがわかったところで、得られるものは何もない。
むしろ全て間違えた方がマシかも知れない。
それだけは言っとく。
テレビを見るならこれを見ろ!
ゴールデンの時間帯ではほとんどの番組がクイズ番組、もしくはクイズ形式に番組を進行しようとする。
業界の必然なのかも知れないけれど、そうしないと間が持たないと言うのもあろうw
この後この人はどうなる?とか、どうしてこうなった?とか。
ほんと、誰かがどんな答えを出すかなんて言うのもどうでも良いわけで。
早く進めろ!ってなるけれど、そう言うくだらないことをしないテレビ番組が「世界まる見え!テレビ特捜部」だ!
だらだらとクイズ形式にはしないし、ただただ内容を垂れ流しにすることに徹している。
そしてスタジオではたけしさん、所さんが若手をいじって暴れている。
それでいい、テレビは。
何かを考えさせる必要もなく、何かを考えさせて自分を試して満足させる必要もない。
ニュースのように流して、少し笑えればいい。
「世界まる見え!テレビ特捜部」こそがテレビの良い形だ。
以上!
(私は「世界まる見え!テレビ特捜部」の回し者ではない。
決して違う。
しかし最近は少しクイズっぽくする傾向にあることは、「世界まる見え!テレビ特捜部」に抗議しなくてはならない事態かも知れない。昔から見ている一ファンとしては不甲斐なく思う。)
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