「太陽の塔」1970年の大阪万博当時から、唯一変わらずにそびえ立つ岡本太郎の代表作の一つ。
高さ70m、基底部の直径20m、腕の長さ25m。
大阪万博終了後1975年に永久保存が決定。そして2018年に再び塔内部の公開が始まった。
斜めから。どうしても写真ではこのスケール感が伝わらないw
こんなに小さくないのに!
太陽の塔の表の2つの顔と裏の1つの顔。そして第4の顔(復刻版)が内部で見られることになった。(大阪万博当時の第4の顔は未だに行方不明だという。)
2018年12月20日から一階フロアのみ、一般の写真撮影も可能になりました!
太陽の塔の足元、地下に入口があります。
ぶつかり防止のガラスのシールも太陽の塔!(うまく写真が撮れませんでした。。ぜひ現地で確認をw)
受付で予約済みのQRコードを見せて、入館券をゲット。
入館自国の20分前には入り始められました。
ぐるりと回って内部へ向かう壁には岡本太郎の太陽の塔を考案したメモ書きの展示。
何を書いているのかわかりませんが、何となく伝わってくるものはあります。
そして地下からは太陽の塔を真下。そう本当に真下からこのように見れます。
そして地底の太陽ゾーン。仮面や像が置かれた異空間な雰囲気。ここは大阪万博当時の地下展示「過去:根元の世界」を再現したもの。
そしてここに第4の顔地底の太陽を復元したものがあります。プロジェクションマッピングで色々な表情が見れます。
そして生命の樹へ!建築基準法のため16名ずつの移動となります。
ポリプにべんもう虫。三葉虫にアメーバ。おどろおどろしい赤色に染められた空間。でも気持ち悪いとは思わない。これが生命の根源であるからか、見たことがないはずだけど懐かしいとさえ思える。
上を見上げれば、クラゲにボスリオレピス、サソリにアンモナイト、キルトセラスデクリオなどなど太古の生物たちが空を舞っています。
これを50年ほど前に作ったとは、表現としての古さなんて全く感じさせないし、やっぱり爆発しているものがありますね、岡本太郎はw
ぐるりと囲む壁の突起も大阪万博当時の最先端の音響壁で、音を広げるとともに、不協和音を減らすという壁。壁の見た目も生命の樹と最高にマッチしています。
首が痛くなるほど見上げるとさらにブロントサウルスやトラコドン、古代生物の骨格などの生命のさらなる進化したものがあります。
写真が1階のみなのでここまで。実際には階段を上がって間近で見られます。
機械がむき出しになった、劣化の激しいゴリラも見ものですw
顔の機械がむき出しになったゴリラはそれはそれで現代を風刺している気がします。
岡本太郎は、もしかしてそこまで狙っていたのかもしれません。
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