町内会は◯◯◯となっている件
先日、祖父母の代わりに町内会に出席しました。
出席者の平均年齢70歳、といったところでしょうか。
公民館で、パイプ机とパイプ椅子。
ロの字型にされた立派なサミット会場。
各席にはお弁当とお茶とお菓子に地域のゴミ袋が置かれていました。
初めての出席で「〇〇さん、元気?ご病気されたん?」みたいに声をかけてくれました。(実際、祖父母は元気で旅行に行っていたからいなかっただけで)
初めてみる若者の私(そんなに若くない)に、皆さんの好奇の目は痛く刺さりました。
「会長です。まあ座ってたらええから」と、白髪の長老っぽい町内会長が声をかけてくれました。
とりあえずニコニコしておきました。
さて町内会の時間になりました。
まず現れたのは市議会議員の人。
挨拶して、市のこれからの動向を語り、そそくさと帰って行きました。
まあこれは良かった。
近くの大きな病院が移転で無くなり、広大な空き地がどうなるか?とか、駅前の再開発とか、って話がきけた。
そんな具体的な話が聞けたから良かったと思う。
良かったのもそこまでだ。
あとは老人会
で、その後は、というと、ただの老人会だった。
老人会が何かは知らないけれど、老人会だった。
まだ「どこどこの道が悪い」とか、「どこかに信号がいるんじゃないか」とか話していたのは良かった。うんうん、と思うけど、この話まとめて行政に言うのかな?っていう疑問はあった。
絶対その場で管を巻いているだけ。
それからは隣の人同士がぺちゃくちゃと話して、監査役(普通の人)が町内会会計報告をして、終わり。
会計もきちんとできてるので、月1万円の町内会費が使い込まれているようではないけれど、よくよく見ると無駄は多い。
例えばゴミ袋。市が販売するゴミ袋を買って、町内会員に配る。
ゴミ袋10枚入り500円。これを3つ。1500円。
弁当500円。お茶100円。お菓子300円。
これを町内会費から町内会のために購入して配る。
そして最後に欠席者の弁当とお茶とお菓子は、出席者で山分け。
そう、律儀に欠席者の分まで買っているのだ。(でも欠席者のところには配らないという、、、)
弁当をもう1つとお菓子をさらに2セット貰い、合計3500円。
そして最後にビンゴ大会、、、そこまではありませんでしたw
最後は次期会長と副会長と会計を決めました。
引き続き同じ人になりましたとさ、めでたしめでたし。
無駄な2時間でしたね。
町内会って結局、、、
その町内会の会計報告をじっくり見ると、街灯費がありました。
どこの街灯か分からないが、町内会で出してるんや、って思いましたね。
あとはゴミ分別協力費なる市役所からの補助金が町内会員1人あたり500円なんてのも。
ああ町内会ってゴミ出すときにここは〇〇ゴミ、みたいな看板出してくれてる人いたなあ。だからゴミ袋ももらえるんか、と考えましたが、
これ結局すべて行政のやることですよね?
何でもかんでも行政ってのも良くないけれど、町単位のコミュニティに町レベルの政治を任せている。
考え方はいいんですが、長くは続かないですよね。
問題点
1.高齢者ばかり。見た感じ、50歳未満は50人中1人でした。(私は祖父母の代理なので、実質0)
→基本、任意加入制度(参考:Wikipediahttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/町内会)なので、自分の番には入らなければいいが。
2.集まる必要性。
→弁当とゴミ袋配るよりそれだけ町内会費を下げた方がいい。そして町内会というお隣さんとの立ち話を盛大にやる必要は”?”。
3.町内会の中でさらに小単位のコミュニティを作っての当番制度。
→当番といっても県や市の広報誌を配ったり、回覧板を回したり。役所が個別世帯に郵送で良くないか?
回覧板もメールすればいい。(内容は草木の剪定をしてね!とか、犬のフンを片付けてね!とか。。。)
まとめ
未だに世にはびこる町内会、それは今、盛大な老人会となっています。
地方創生をする地方の行政はその未来の無い町内会をなんとかしないと、少しずつ知らないところでダメになっていますよw
今回は提案までない(というか町内会は不要!)けれど、これが現在の町内会だ!というわけです。。。
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