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マリリー・オペッゾ: もっと創造的になりたいなら散歩に出よう
目次
創造的なアイデアを出すために
創造的なアイデアはその発案から形になるまで非常に長い道のりがあります。
発案するための方法に、ブレインストーミングがあります。
ブレインストーミングは古典的なものですが、これを行うに当たって、ある調査を行いました。
その調査のために「別の用途を考える」という題目で、創造的なもの定義でもある「適切な新奇性」を考えてもらいました。
座って考えるか、歩いて考えるか
さて調査では3グループに、それぞれ2回ずつテストをしてもらいました。
1つ目のグループは1回目も2回目も座ったまま。
2つ目のグループは1回目は座ったまま、2回目はルームランナーで歩きながら。
3つ目のグループは1回目はルームランナーで歩きながら、2回目は座ったまま。
それぞれの状況でテストを受けてもらいました。
結果は座ったままでは1人あたり約20のアイデアが出て、歩いて考えると1人あたり40のアイデアが出てきました。
さらに、3つ目のグループは1回目にルームランナーで歩いていたので、2回目に座ったままで考えても創造性が上がり、歩いた効果が残っていたのです。
ブレインストーミングを行う前に、散歩を行うと効果があるようです。
さらに最高の創造を生み出すための5つのコツ
さらに以下の5つのことをすればブレインストーミングの際により創造的なアイデアがだせるはずです。
1.特定のトピックをあげる
シャワー中に突然アイデアを思い出すようなものではないので、
ブレインストーミングでは以前から考えているようなトピックをあげるのが良いです。
それに対して異なる視点を持つと言うことです。
2.走りながらのほうが良い?
歩きながらでもどちらでも良いです。
本人にとって心地よい身体活動であればよいでしょう。
3.1つのアイデアにとらわれない
アイデアを多く出したいと思うが、思いついた最初のアイデアにとらわれないように、
アイデアを出し続けることです。
たくさん出たアイデアの中から1つ2つ選ぶのが良いでしょう。
4.口に出すこと
浮かんできたアイデアを口に出し、できればそれを録音しましょう。
書き出すというのは、すでにアイデアを絞ってしまっていること。
その前に口に出して、録音し、そこから考えていきましょう。
5.いつまでも考えない
アイデアが浮かんでこなかったら、別のときにはじめましょう。
アイデアは徐々にわいてくるはずです。
まとめ
座って考え続けてもなかなかアイデアが浮かばない。
ちょっと散歩に出て考えてみよう、は意味がある行動なんですね。
トピックをあげて、考えて、思いついたものは口に出し、
アイデアが浮かばないなら止める。
すごくシンプルな行動ですが、とても大事なことのようです。
今からでもはじめたいですね。
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