【15時17分、パリ行き】本人出演のリアリティが他とは違う映画です!

「15時17分、パリ行き」より

こちらが主人公の3人。左からアレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、アンソニー・サドラー。3人ともアメリカ人。彼らは2015年にアムステルダム発パリ行きの列車で起きたタリス銃乱射事件の現場で事件の拡大を防いだ当事者です。

ASA
本人たちが映画に出てるんだよー

この映画に出演しているのが本人たちであることを知らなくても、見たことのない俳優が出ているなあ、と映画での演技は違和感ありません。

あらすじは、3人の幼いころからの出会いと生い立ち、そしてこの事件に巻き込まれるまでの経緯と事件の真実、です。

屈強なアレクとスペンサーは軍人で、3人は休暇を利用してヨーロッパ旅行にやってきて、なんとなく乗ったパリ行きの列車でこの事件に遭遇しました。アメリカでは軍人になるという選択は割と普通なのでしょうか。戦い方や救助の方法を学んでいたこともこの事件で死者を出さずに済んだ理由の一つでしょう。

それにしても普通の若い男性3人がテロの拡大を防いだというこの話、終盤にあるテロリストとの戦いのシーンがすごくリアル!

やはり本当の事件に遭遇した3人。これを映画化するにあたって、事件を再現するのにはどんな演技も抜きに細かい動作を思い出して、そうしたのでしょうから、リアリティはすごいです!

勧善懲悪のこの話、フィクションのような余計な演出がないので、映画の中のことでもすっと入ってきて、そしてヒーローの生まれる瞬間を目撃できて、見やすくて余韻の良い映画です!

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