もっと頭が良くなりたいと思ったことありませんか?
脳をもっと活性化して、色々な知識を持ちたいと思っている人はたぶん多いと思います。
学歴社会なんかの影響もあると思いますが、未だに学歴を追いかけている人は多いと思います。
そんな脳の活性化、つまり脳を100%覚醒させる薬があったら人はこうなっていくのだ!、ということを題材にしたのがこの映画が「Lucy」です。
脳が覚醒していくとこうなる!という話、考え出すとかなり難しいのですが、この映画ではその進化が示されていて、私には理解できないところが多いのです。。。
それをご紹介しますので、わかる人教えてくださいwww
「Lucy」のあらすじはについては、wikipedia「Lucy」に詳しいです!
目次
あらすじ
あらすじをかいつまんで言うと、⇑主人公ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は普通の女性でしたが、ある日マフィアの薬の取引に巻き込まれ、妊娠6週目の妊婦の体内で作られるCPH4という発育にかかる成分を人工に生成した麻薬の運び屋になり、袋に入れた麻薬を体内に入れて運ぶ際に事故で袋が破れて、ルーシー自信がCPH4を取り込むことになってから、脳の爆発的な覚醒が始まるという話です。
CPH4
これがCPH4。これもフィクションの薬です。でもこんなものが実在したら、世の中大変なことになるでしょうね。
ルーシーは袋に入ったCPH4を体の中に入れて、運び屋をさせられたが、暴力を受けた拍子にそのCPH4の入った袋が体内で破れてしまい、大量のCPH4を体内に取り込んでしまうことになる。
身体能力の向上
まず、明晰な思考力と身体能力を得る。まるでカンフー映画のように冷静に行動して、屈強な男を手短な物(ここでは男のベルト)を駆使して、素手で倒す。
これは頭がいい=脳が覚醒している、は別物だということでしょうか。頭がいいからといって、抜群の身体能力を示す人ばかりではないと思いますから。
読唇術
タクシーに乗って街行く人の唇を読む読唇術(人の口の動きを見て話していることを理解する)で話していることがわかるようになる。
医学的知識
学んでもいない医学的知識で人の病気を理解する。(ここでは、レントゲン写真から腫瘍の転移発見して、手術しても助からないとわかる。)
痛みを超越する
痛みを超越する。(ここでは、下腹部に入ったCPH4を麻酔なしで医者に取り出してもらいながら、ママに電話をしている。)
大気の振動や地球の回転、血の流れや小さな時の記憶まで全てを感じられるようになってきている。
他人の記憶(思考)を読み取る
人の頭に触れて、その人の記憶にアクセスできる。
他人の健康状態と会話を読み取る
人の体に触れて、その人の体の健康状態を把握できる。
そして人が次にどのような話しをするか、一言一句把握できるようになる。
電波や機器の支配
磁波や電波を操り、あらゆる機器を操作することができる。
身体の変化
一瞬で髪の色、髪質を変化させられる。
身体をあらゆる形に変化させることができる。
動物の支配
動物をにらむことで、その動物の行動を制御する。(ここでは空港にいる捜査犬が吠えそうになっていたが、その犬をにらむことで退けさせた。)
非接触による暴力
人に触れることなくその人を吹き飛ばせる。
情報の支配
空間に溢れている通信網をタッチパネルに触れるように選別して、そこから情報を手に入れる。
空間の支配
空間に見えない壁を作ることができる。(逃げようとする男の前に見えない壁を作って、逃げなくさせた。)
ラストでは
そしてラスト、脳が100%覚醒された時、空間を自由に移動し、時間を自由に移動して、彼女はあらゆる場所に存在するようになる最後のシーンは神秘的です。男の携帯電話に彼女自身のメッセージ「I’M EVERYWHERE.」の言葉が現れて、彼女はあらゆるところに存在する存在となった。
脳を覚醒させると世界を支配できる?
こうやってこの映画の脳が覚醒されていく姿を見ていきましたが、全く理解できなかったです。。。
医学的知識が手に入るとかはなんとなくわかるのですが、人の頭に触れて記憶にアクセスしたり、空間を制御したり、身体の形質を変化させたりが、脳の覚醒によってできるのはなぜ?
そこには脳神経科学とか、量子力学(違う!?)とかが絡んでいるのでしょうか?
やはり、脳の覚醒=頭が良くなる、の構図で考えると難しい話です。
単純にフィクションの映画としてみると面白いのですが、脳の覚醒というもしかして近い将来誰かに起こり得ることを現実的に考えると全くわからない。。。
そんな風に脳という人間の永遠に近い謎をテーマにしたこの映画。フィクションですが可能性を大いに含み、考えさせられるおすすめ映画です!