「北の国から」資料館のシナリオ資料より
「北の国から」をより楽しむため、主人公黒板五郎に設定されたドラマ以前の履歴の紹介です。全て「北の国から」資料館(2016年8月閉鎖)にて公開されていた資料を元にしているよ
- S20.1.5. 北海道上川郡下富良野町字麓郷 農業 黒板市蔵、うめ 五男として生れる。
- S25.4. 同所麓郷小学校入学
5歳で小学校に入学しているが、当時の国民学校令においても小学校1年生は満6歳からなので、何かしらのミスであろう
- S27.10. 父市蔵死亡
- S31.4. 麓郷中学校入学
教師田中文雄より剣道の手ほどきを受ける。 - S33.7. 同校後輩吉本咲子に初恋。
兄 直治に呼び出され、殴られてあきらめる。 - S33.9. 剣道初段。交番の看板を盗んで捕まり、譴責処分。
- S35.4. 富良野工業高校入学、剣道部に籍を置く。
- S35.10. 次兄、三兄を炭坑事故で同時に失う。同じ頃、富良野女学校一年生牛久山百合子と恋愛、童貞喪失、同時に一発で妊娠さす。(友人カンパで処分し、表沙汰にならず)
- S36.11. 百合子友人前野タカコと恋愛、又一発で妊娠。(同上処分)前後して元同級生菅原絹子も妊娠させ、「一発のゴロ」の異名をとる。
16歳までに3人の女性を妊娠させてしまっているね。。これが「一発のゴロ」の異名の元だね
ドラマの中の黒板五郎からは想像もできない。。。
- S37.4. 同校卒業と同時に集団就職で上京、東京田端の中村製鋼所に旋盤工見習として入る。自動車免許とる。
- S38.1. 母うめ死去。
- S39.12. つとめ先事務員岡田みどりと不祥事を起し、馘になる。
- S40.3. 東京上板橋あけぼの自動車修理工場に見習いとして入社。
- S40.10. 正社員に採用。
- S42.5. 中央区築地高津自動車サルベージへ転職。
- S43.2. 同社近くの栗山理髪店店員宮前令子(当20才)を知る。
- S43.6. 周囲の反対を押し切って(子供ができたので)結婚。24才。
純ができてからの授かり婚だね
- S44.1. 長男純誕生。
- S46.5. 交通事故起し、会社を馘になる。
- S46.6. 青山三丁目、坂田商会ガソリンスタンドに入社。
- S47.1. 長女蛍誕生。
- S51.4. 坂田商会淀橋支店に配転。この頃より妻令子、新宿の美容院「ニュー・ワカバ」につとめ出す。
- S53.12. 令子に男が出来たことを知る。
- S54.5. 令子、突如逐電。呆然。
- S55.4. 北海道へ帰る。
このドラマは五郎の挫折から始る。五郎は令子を愛していたし、心の底から信じていた。
このドラマは純の手紙による形態をとるが、手紙の枠を超え非常にしばしば五郎の傷跡に入りこんでくる。その中で五郎は妻を責めない。逃げられたのは己の責任だと、いつもどこかで苦しんでいる。
人に歴史あり、ってことだね。想像もできない過去もあるけれど、ドラマがより面白く見れそうだね
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