最近刺激が少ないなーという、そんな人におすすめの映画がこれ「セッション」です!
あらすじ
あらすじはwikipediaセッションに詳しいですが、かいつまんで言うと、音楽学校でドラムの勉強をする青年ニーマン(マイルズ・テラー)が、超パワハラとも言える教授フレッチャー(J・K・シモンズ)の圧力的な指導にくじけるが、最後に音楽でやり返すという話。
これがフレッチャー教授。このスキンヘッド、こう見ただけでも悪そうですねーw
ニーマンとフレッチャー教授。この映像が二人の関係をよく表していますw
怒鳴り続けるフレッチャーとそれに耐えるニーマン。終始こんなシーンが続くので結構しんどいw
バディリッチやチャーリーパーカーなんかの名前も出てきますが、そんなにジャズやバンドのことを知らなくても映画は楽しめます。
そしてかなり飛びますが、ラストシーン。
学校を辞めたニーマンと同じく教授を辞めたフレッチャー。フレッチャーが教授を辞めた(辞めさせられた)のはニーマンのパワハラのような指導の密告が原因でもあり、フレッチャーはそれを知っていた。
二人はひょんなところで再会し、フレッチャーのバンドにニーマンが入ることに。
スカウトが見にきていてプロとの契約さえ期待されるステージ。それはつまりヘマをすると、もう一生音楽から手を引かないといけなくなるかもしれない。
フレッチャーの仕返し
ラスト17分30秒。そんなステージ上で、ニーマンの恥をさらさせよう考えているフレッチャー。
みんなと違う楽譜がニーマンの席に置かれていた。いきなりそんな状況では、叩けるドラムも叩けるはずがない。
⇑ニーマンの楽譜。WHIPLASH。
⇑みんなの楽譜。UPSWINGING。
ニーマンはドラムを叩けず、曲が終わって一人でステージから立ち去る。。
ニーマンの仕返し
しかしラスト14分15秒頃、ニーマンの仕返しが始まる。
ニーマンはドラムの席に戻り、フレッチャーの決めた曲を無視して、自分の叩けるドラムで勝手に曲を始める。
そしてそれだけではない。
ラスト10分頃、曲が終わってもドラムを叩き続ける。
ひたすら、これでもかと手から流れた血でドラムを血まみれにしながら。
そして反対にフィッチャーに指示をして、独壇場でドラムを叩き続けるその姿はヤバいですwずっと一人で叩き続けます。これまでのフレッチャーへの思いを全てドラムにぶつけます。
少し意味は違いますが、この派手などんでん返しは圧巻です。終始疲れる映画ですが、ラストのカタルシスは大きい映画です!
ぜひ実際に楽しんでください!