ラーメンすみません
友人に、京都のわりと有名なラーメン屋(名前は忘れた)に連れて行ってもらったとき、お店に入った時、ラーメン屋の大将が大きな声で、
「すみません!」
と言っていた。
「何?何?」と思ったけれど、そう言っただけなので、特に意味はないのだろう。
それからも帰るお客さんにも「すみません!」、注文のときにも「すみません!」って言っていて、何かおかしいなって思って、ラーメンの味も良かったんだけど、大将の「すみません」だけがイメージに残っている。
帰り際やっぱり「すみません!」って大声出されて。
一度もありがとう、って言われてないけどw(ありがとうは求めちゃいけない!)
ありがとうも言われず、「すみません」、「すみません」って謝まられてばかりで草
味も悪くない(おいしい店で有名だからその日も行列で並んでいたし)、ただの店長の謙虚さだろうか。
店名もラーメンすみませんだったわけじゃないし。
「すみません」と心に呟き、不思議に思いながら店を後にした。
ごめんなさいかすみませんか
すみません、ってやっぱ謝るときに使うよなー。
「すみませんでした!私が悪いのです!」
「ごめんなさい」よりも、言いやすくて、でも軽いわけじゃない。
「ごめんなさい」よりもとっさに出る言葉で、使いやすいな。
「すみません、ちょっと通ります」とか、「すみません、私が先に飛びます」とか。
「ごめんなさい、ちょっと通ります」とか、「ごめんなさい、私が先に飛びます」では若干意味も違ってくる気もしないではない。
すみませんかすいませんか
時々迷うのが、すみませんか、すいませんか。
「ここ禁煙なんだけど、ここでタバコを吸いましたか?」「すいません(謝罪なのか、吸っていないのか分からない返事)」
なんて冗談もあったけど、すみませんとすいませんは大して使い分けるものでもないな。
すまない、ってのもある。
すみませんよりも気さくな謝罪で、
「あーすまん!先に飛んでてくれ」
なんて上司や先輩なんかに言われるイメージ。
ん?
これを字面でみると、上司や先輩が何か用事が終わらなくて、謝っているというよりも終わらないんだ、っていう場合もあるなあ。
「ダウンロードがすまん」とか「シュレッダーがすまん」
少し方言かもしれないが、終わらないって意味で使われる言葉かもしれない。
シュレッダーを1時間くらい使っている先輩に声をかけたときにも、
「すまん、終わらない」
なんて言い方されたよなー。
あーなるほど、とここで思った
すみません、終わりません。
あのラーメン屋さんの「すみません」
「すみません」じゃなくて、「済みません」なんだということに気がついた!!
お客さんに、(あなたがここに来てくれてまた帰っていくけど、必ずまた来てください。あなたと私の関係はこれだけでは)「すみません!」なんだな。
いい言葉じゃないか。真意は知らんけど。
「ありがとう」って言葉、考えたら突き放すようにも聞こえるけど、「すみません」ってどこか粘着な気もするし。嫌しないかもしれないけど。
ついつい言ってしまうすみません。
結構いいやつ(言葉)かもしれないな。
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