【北の国から】五郎に抱く慕情?宮前雪子の履歴書

北の国から資料館シナリオ資料より

ASA
「北の国から」をより楽しむため、主人公黒板五郎の前妻宮前令子の義妹に設定されたドラマ以前の履歴の紹介です。全て「北の国から」資料館(2016年8月閉鎖)にて公開されていた資料を元にしているよ
  • S32.4. 新宿柏木に宮前豊、高子の娘として生れる。
  • S37.6. 柏木第二小学校入学。
  • S40.10.  父豊死亡。母高子、水道局臨時職員としてつとめ出す。
  • S43.4.    柏木中学入学。
  • S44.10.  同校絵画教師増淵望に初恋。但し、一方的慕情に過ぎず。
  • S46.4.    淀橋高校入学。絵画部に入る。
  • S47.12.  絵画部先輩田上和夫と恋愛関係に入る。
  • S49.4.    卒業と同時に多摩美術大学彫刻科受験するも入れず。田上和夫の影響で木工製作に興味を抱き、東京中野の上原木工にアルバイト。
  • S50.4.    多摩美を再度受け、再度落ちる。上原木工より正社員になることをすすめられ、大学を断念して就職する。
  • S.52.2    田上和夫にふられる。
  • S53.7.    姉令子の不倫の恋を知りショックを受ける。黒板五郎に同情する。

宮前雪子の履歴S32.4~S52.7(出典:北の国から資料館)

  • S54.5.    姉令子逐電。これより五郎宅にしばしば出入りし、純、蛍の面倒を見る。

ちくでん【逐電】・・・

① 逃げて姿をかくすこと。
② 行動がきわめて速いこと。急ぐこと。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

  • S54.12.  兄五郎より、北海道へ帰ること告げられ衝撃を受ける。
  • S55.4.  五郎一家を追って、北海道へ移住。

宮前令子の履歴S54.5~S55.4(出典:北の国から資料館)

ドラマに於ける彼女の役割は義兄五郎への淡い慕情にある。当初彼女の北海道移住は兄たち一家への同情と贖罪。そして一種のロマンチシズムであったのだが、厳しい北辺の生活はロマンチシズムを打ち砕き、その中で、都会にいた時とは打って変った五郎という男のバイタリティに触れそれが少しづつ彼女の中で恋愛感情として育ってくる。だがその感情は子供たちの純朴なしっと心と、五郎の令子を想うストイシズムの中に無残に砕かれて行くのである。北村草太は彼女に惚れ、吉本つららはその為に悲しむ。

キツツキ
なるほど!雪子おばさんは五郎のことに少なからず好意を抱いていたんだね。ドラマを見ているとちょっとした仕草からそれはわかるけど、設定がわかっているとそのちょっとした仕草の意味がわかっていいね

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