皆さん一度は見ていると思う「北の国から」ですが、、、えっまだ見ていない?
そんな人のために「北の国から」を第一話からダイジェストでご紹介!
「北の国から」は移住者のための話。
言うなら都会VS田舎の構図でみると分かりやすい話。
地方への移住を考えている人、移住をためらっている人がいるなら是非一度見て欲しい。
「北の国から」⇓これで見れますw!
第一話の主な登場人物
黒板五郎(田中邦衛)・・・主人公
黒板(宮前)令子(いしだあゆみ)・・・五郎の妻
黒板純(吉岡秀隆)・・・五郎と令子の長男
黒板蛍(中嶋朋子)・・・五郎と令子の長女
宮前雪子(竹下景子)・・・令子の義妹、「雪子おばさん」の愛称
山本恵子(永浜三千子)・・・純の東京の同級生、「恵子ちゃん」の愛称
北村草太(岩城滉一)・・・「草太兄ちゃん」の愛称富良野の牧場で働く男
北村清吉(大滝秀治)・・・草太の父、五郎の父方の伯母の子で、五郎の従兄
北村正子(今井和子)・・・草太の母
吉本つらら(松田美由紀)・・・草太の彼女
中畑和夫(地井武男)・・・五郎の同級生で経営者、「中畑のおじさん」の愛称
中畑みずえ(清水まゆみ)・・・中畑のおじさんの妻
松下豪介(南雲祐介)・・・「クマさん」の愛称中畑のおじさんの会社で働く男
雪子「お義兄さんたち昨夜発ったわ。姉さんどうして送りに来なかったの。純も蛍もさみしそうだったわ。かわいそうで。まともに見てられなかったわ」
(中省略)
令子「悪いのは私よ、よく分かっているわよ」
(中省略)
令子「あの人には東京が重すぎたのよ」
かいつまんで言うと、田舎から都会へ上京し、出会い、別れ、都会を離れ、故郷の田舎へ、都会生まれの子どもたちを連れて行く男の話、ということ
空知川を無邪気に眺める後ろ姿だね。 そして「北の国から」は純が東京の友達であり憧れの恵子ちゃんに対して語る話として展開されていくよ
草太「お前が純か?純って面でもねえもんな。お前はなんていったっけ?」
蛍「ホタル」
草太「ああ、ホタルな。いやいや、しゃれっぽい名前つけちゃって。夜になると尻が光るんでないかい?」
北村正子「あんたが出てって、その後しばらくして おじちゃんとおばちゃんが出てったときのまんま。鍋なんかそのまんま流しにあってさ。大変だったもんねえ、あん時は急で。私ゃ夜逃げってのをはじめて見たよ」
母親は五郎が上京して一年と経たずに亡くなっていることから、北村正子の指すおじちゃんとおばちゃんが、五郎の父親と母親ならば、おばちゃん(母親)のみが健在であり、何らかのミスと思われる
純「電気がない!?電気がなかったら暮らせませんよ!」
五郎「そんなことはないですよ」
純「夜になったらどうするの!」
五郎「夜になったら寝るんです」
電気、ガス、水道もない富良野から20km離れた麓郷(ろくごう)のど田舎。 ガスは無い、水道は家の近くの沢で、ご飯は薪でたき、テレビに冷蔵庫は無し。夜は寝るから電気は必要無い、というこれからの生活に純は愚痴ばかりを言い始めるよ。 そしてここで気づくのが、五郎と純の会話。 二人は親子なのに敬語で話し合っているよ
純「信じられないよ!まったくもうどうするの!あんなところで本気で住む気かよ!あれは家じゃないぜ、あれはもう小屋だぜ。オレもう人生真っ暗になった。だから母さんについていこうっていったんだ。」
純は蛇口をひねれば水が出てくる当たり前のことができない、生活の始まりに愚痴ばかりを吐き続けているよ
蛍「その話はもうしないって約束したじゃない」
だけど母親の話をされると辛くなってしまう。蛍は母親が好きだけど、不倫をした母親のことが信じられないこともあり、複雑な心境で北海道へやってきているよ。 純よりも北海道の暮らしを楽しんでいるように振舞っているけれど、純よりも繊細なことは表情からわかるね
純は思ったことをすぐに口に出してしまうタイプだから、ここからはそれがいろいろなところで仇になるんだよ
純・蛍「天にまします我らの父よ、願わくば御名をあがめさせ給え・・・」
蛍「もしも私たちがいなくなっても父さんここで一人で暮らした?」
五郎「そうだな、考えただろうな。でもさびしいけどきっと、暮らしてただろうな。誰だってそうやって最後は一人に」
蛍「心配しないでもいい。蛍はずっと父さんといっしょににいる」
五郎は東京という都会に打ち負けて、過酷な富良野の生活を選んだ。そして子どもたちには田舎の不便だけではなくそれ以上に大切なものを見せたいと、そういうところで育った人間になってほしいという願いで子どもたちを連れて過酷な生活を選んだのだと思うよ。 そしてここから三人の物語のはじまり、はじまり
「北の国から」⇓これで見れますw!
五郎と純と蛍が電車で北海道へ旅立った話をしているよ。
そこにはスメタナの「我が祖国」第2曲ヴルタヴァが流れて、沈痛な面持ちの二人。
そこで雪子が話を始めるよ